豊かな「人の景」が生まれる公共空間のデザインに関するアイデアを、豊富な事例とともに紹介します。
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(随時更新、2020/1/20版)
【シェアドスペース】
全面フラットな路面に一体感のある舗装パターンを施すとともに、必要に応じて設置物や舗装で緩やかな分離を図ることで、歩行者優先の歩車共存空間が実現します。
【ペデストリアンモール】
交通規制をかけて歩行者専用にするとともに、全面フラットな舗装や植栽、休憩装置をトータルデザインすることで、歩行者中心の道路空間が実現します。
【パークレット】
路上停車帯や時間制限駐車区間、側道にウッドデッキ等の仮設的な装置を設けることで、小さなまちの居場所を創出することができます。
【座れるエッジ】
植栽の周りや水際、斜面など、敷地の境界部に人の座ることができる適度な段差を設けることで、憩いの場を創出することができます。
【水の遊び場】
プログラムに応じて水の噴出を制御する乾式の噴水装置や水盤を設けることで、子どもたちの遊び場を創出することができます。
【見る・見られる関係】
階段やベンチ等の配置を工夫することで、人々が時には観客として、時には演者として自らを演じる舞台空間を創出することができます。
【シェード】
街路樹やキオスク、タープ、キャノピー等の日除け装置と座面を上手く組み合わせることで、快適な滞留空間を創出することができます。
【囲われ感】
沿道建築物のコントロールや緩衝帯・分節装置の設置等によって、D/H(幅÷高さ)を調節することで、拠り所となる空間を印象づけることができます。
【芝生のちから】
芝生や植栽等のみどりは、蒸発散効果や緑陰形成に加え、生理的・心理的な身体感覚への働きかけを通じて、外遊びや憩いを誘発することができます。
【水辺のテラス】
河川や海を臨むことができるウッドデッキやテラスを設けることで、都市の水辺を身近に感じることができる憩いの場を創出することができます。
【店舗のにじみだし】
広場や街路に面した店舗・施設の配置や境界部を工夫することで、飲食店などの活動が屋外へとにじみ出し、賑わいある風景を創出することができます。
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